名古屋大学人文学研究科 Graduate School of Humanities / School of Humanities

フランス語フランス文学第2 French literature 2

大学院

 フランス文学第2研究室では,16世紀から現代に至るフランス語圏文学作品を中心とする広義のフランス語テクストを取り上げ,言語事象に重点を置いた分析をし,言語文化の諸相を解読することを目指している。テクスト分析の基本を学ぶために,代表的な理論書を原文で数多く読む訓練を行い,フランス語の読解力・表現力の向上も同時に行う。また中世から現代に至るまでの名著と呼ばれる文学作品の原文テクストにできるだけ多く触れるようにカリキュラムを組み,フランス文化の幅広い教養を習得する。講義では,文学作品を通した多角的なヨーロッパ文化研究をテーマにし,フランス社会・文化の諸問題,歴史,宗教,思想,言語,芸術等について,知識と考察力を得ることを目的としている。

 研究室は比較的少人数で,他学年の学生との交流の機会を多く取り入れ,授業,研究発表会や研究室合宿への参加,TA制度を通して,学部生への助言や指導をお願いすることも多々あり,教育の現場の実情に触れることもできる環境にある。

 修士・博士論文については,入学してすぐに具体的な指導を始める。講座内の研究発表の機会を年に数回設け,細かな指導をするとともに,教員が主催する学外と共同の研究会や学会等でもなるべく早くから発表の機会をもつことができるようにしている。学位論文執筆は日本語でも可能であるが,フランス語でのレジュメや論文執筆ができる力をつけるために,学内のアカデミックライティングの授業の活用の推奨している。加えて学外から講師を招いてフランス語論文執筆の訓練を集中的に行うこともある。また,国内外のフランス語圏の研究者との交流も行い,座談会や講演会も企画し,フランス語の実用能力だけではなく,フランス語で考察する力をつけるようにしている。

 修了後はさらに専門の研究者への道を目指したり,大学院で学んだ語学力・分析力・国際的視野を生かして,官公庁や企業で活躍している。また小説分析のスキルが評価され,シナリオ制作会社に採用された例もある。

 教員の専門はマルセル・プルーストを中心とする19−20世紀のフランス文学と芸術批評,およびテクスト生成研究であるが,その他にも現代詩,日仏比較文学,テクスト言語学等の業績がある。学生の専門分野は多岐に渡り,上記以外にもフランス中世文学,日中比較文学,修辞学等の学位論文も指導の実績がある。

学部

 フランス文学第2研究室では,フランスの文学を中心とする言語文化に触れることにより,国際的な教養と視野をもつことを目指しています。そのために何よりも重点を置くのは,フランス語の修得です。まず,中級〜上級の文法を学びながら,発音矯正を徹底的に行います。文学作品を中心とするフランス語で書かれた様々な時代(16世紀〜現代)・ジャンル(小説,詩,戯曲,評論,エッセー,新聞記事等)の読解練習を通して生のフランス語に触れ,またフランス語作文と会話能力を向上させるカリキュラムを組んでいます。特に演習では,早い段階から,無理のないように工夫しながら,これまでもロンサール,ラブレー,モリエール,パスカル,ルソー,ユゴー,ボードレール,プルースト,ジッド,エリュアール等の作家の,所謂名著の原文に触れる機会を多く設けてきました。それに加えて,映画,音楽,その他視覚教材を頻繁に取り入れ,フランスの社会と文化について幅広い知識とそれに基づく深い考察力を得ることを目標としています。授業以外にも,美術館の見学,コンサート鑑賞,留学生との交流,学外または国外の研究者の講演会も企画しています。また,フランスのチーズやケーキ等の食文化に触れる機会も多く設け,他研究室との交流も盛んです。

 比較的少人数の研究室ですので,2年生のうちから専門の研究を行っている大学院生の研究成果に触れる機会も多く, 3年生からは実際の論文の書き方について指導しています。卒業論文のテーマの選択は自由で,フランス語圏の作家論,フランス文化の諸問題,日仏比較,フランスの社会問題,言語学,芸術と多様です。自分の興味に合わせて,他専攻の講義にも意欲的に出席し,またフランス語や英語以外の言語の習得にも積極的に取り組む学生が多いのも特徴の一つです。卒業後は,在学中に修得した語学力や教養を生かし,公務員,企業,教育関係等,いろいろな分野で活躍しています。また大学院へ進学したり,海外の大学へ留学して,勉学を続ける人も多数います。 

 所属している学生たちが一致してアピールしている点は,研究室の雰囲気が良いことです。リテラボでは,授業時間以外でも立ち寄る学生が多く,先輩の助言を受けながら授業の予復習を行ったり,学生主体で勉強会をしたり,また時にはお茶を飲みながら将来のことを話し合ったりと,自由に過ごしています。

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フランス文学第2研究室ホームページ(最終更新2016年7月)

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