名古屋大学人文学研究科 Graduate School of Humanities / School of Humanities

言語学分野・専門のページ

本分野・専門の特色

人間は言語を使う動物であり、人間がこれまで築き上げてきた文明は、言語なしでは考えられません。ですから、言語がもっているしくみを知ることで、人間が自分を取り巻く世界をどのように認識し、どのような思考を形成しているのかを知ることができるわけです。その意味で言語学は人間を知るための最も基礎的な分野に属する学問です。

世界の言語は表面的にはそれぞれ異なっていますが、本質的には共通性をもっていると考えられます。言語学は、世界の諸言語を広く深く追求することによって、人間活動の基礎としての言語の本質的特徴を解明することを目標としています。

授業では、言語を分析するための基礎的な方法を学習します。そして同時に、それをできるだけ多様な言語に具体的に適用することによって、多様性の中に均質性が認められることを体験することにも力を入れています。そのためには、英語をはじめとする諸外国語にも関心をもつことが大切です。教員スタッフは、日本語、朝鮮・韓国語、フィンランド語、チュルク諸語、東南アジアの大陸部の諸言語等を専門としています。

担当教員

井土愼二(学部・大学院担当)[教員プロフィール

専門:音声学、中央アジアやトルコの諸言語

宇都木昭(学部・大学院担当)[教員プロフィール

専門:音声学、音韻論、朝鮮・韓国語と日本語の諸方言

大島義和(学部・大学院担当)[教員プロフィール

専門:意味論、日本語学

加藤高志(学部・大学院担当)[教員プロフィール

専門:フィールド言語学、東南アジア大陸部の諸言語

佐久間淳一(学部・大学院担当)[教員プロフィール

専門:統語論、フィンランド語学

長崎郁(学部担当)[教員プロフィール

専門:形態論、統語論、ユカギール語を中心としたシベリアの諸言語

学部第3年次編入学・大学院入試・研究生応募について

言語学分野・専門では、次の領域を指導可能領域としています。

音声学/音韻論/形態論/統語論/意味論/語用論/言語類型論/歴史言語学/社会言語学/対照言語学/フィールド言語学/言語接触研究

学部第3年次編入学・大学院入試・研究生応募の詳細については、次のページをご覧ください。

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