名古屋大学人文学研究科 Graduate School of Humanities / School of Humanities

公開セミナー「普門寺史料の出現と愛知文化遺産」を開催(2015/02/17)

 2015年2月17日(火)14:00から15:30の予定で、文学部棟大会議室において、人類文化遺産テクスト学研究センター主催の公開セミナーが行われ、21名の参加者があった。今回は、愛知県立大学教授の上川通夫氏をお招きして、「普門寺史料の出現と愛知文化遺産」と題してお話をいただいた。上川氏は、豊橋市普門寺の史料や聖教の調査研究成果を紹介しながら、今後の寺院調査研究とその成果を踏まえた地域研究の可能性について意見を述べられた。さらにそのような研究活動を踏まえて愛知県内の文化遺産の価値を認め、あるいは創出しようという「愛知文化遺産」の構想に言及された。その後のディスカッションでは、普門寺史料の読解方法や聖教の位置付けから今後の寺院調査研究の可能性まで、幅広く活発な意見交換が行われ、予定を30分ほど超過して終了した。

・プログラム:

上川通夫(愛知県立大学教授)

「普門寺史料の出現と愛知文化遺産」

・日時:2015年2月17日(火) 14:00~15:30

・場所:名古屋大学文学部棟 1階 大会議室

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